現地語と標準語の「バイリンガル教育」、20年までの全面普及計画を発表―新疆ウイグル自治区

Record China    2010年10月8日(金) 21時36分

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6日、中国・新疆ウイグル自治区は、2020年までに少数民族のすべての児童・生徒に現地語と標準語の「双語(バイリンガル)」教育を普及させる計画を発表した。写真は標準語の授業を受ける新疆ウイグル自治区の少数民族の子供たち。

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2010年10月6日、中国・新疆ウイグル自治区は、2020年までに少数民族のすべての児童・生徒に現地語と標準語の「双語(バイリンガル)」教育を普及させる計画を発表した。新華網が伝えた。

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同自治区は少数民族の就学前児童と小中学生に対する「双語教育」に関する2010年から2020年までの計画を発表した。その内容は各地域の実情を見ながら双語教育の全面普及を図るというもので、2012年までに就学前児童(2年間)への普及をほぼ終了させ、2015年までに小中学生への普及をほぼ終了、2020年までに全面普及させるとしている。対象となる小中学生は261万7600人。

中国政府は近年、同自治区での双語教育に力を入れており、今年は15億元(約185億円)の予算が投入された。今年6月までに双語教育を受けた就学前児童と小中学生は99万4300人で少数民族の児童・生徒全体の4割以上に上っている。(翻訳・編集/NN)

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