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6日、米国土安全保障省による統計から、2002年から2009年の8年間に18歳以上の中国人約26万人が国籍を米国に移したことが分かった。写真は米シアトルのチャイナタウン。
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2010年10月、米華字紙・僑報によると、米国土安全保障省による統計から、02年〜09年の8年間に米国籍を取得した18歳以上の中国人は26万人に及ぶことが分かった。中国新聞社が6日付で伝えた。
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米国に国籍を移した外国人は1980年代には214万人だったが、90年代には504万人、2000年代も9年間ですでに610万人と急増している。出身国別最多はメキシコで、次いでインド、フィリピン、ベトナム、中国からの帰化となっているが、過去5年間では特に中国人の帰化が増加しており、すでに4位のベトナムを上回っているという。05年以降は年平均3万人以上の中国人が米国に籍を移しており、08年には4万人を突破。09年も3万7000人を超えている。
最近の移民全体の特徴としては、80年代、90年代と比べて米国に国籍を移す人の世帯収入が下がっており、その平均は5万7000ドルと、80年代と比較して1万ドル近くも少なくなっている点。米国籍取得時の平均年齢は39歳で女性が多く、教育水準も下がっていることが指摘されている。(翻訳・編集/岡田)
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