2007年は「民生問題解決」を経済活動の重点に―中央経済工作会議

Record China    2006年12月24日(日) 4時47分

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12月5〜7日に行われた「中央経済工作会議」では、人民の生活の問題解決を来年の国家経済活動の中心とし、雇用や教育、収入の分配などについて改善策を打ち出す見込みだ。

中国共産党中央委員会と国務院が主催する「中央経済工作会議」が、2006年12月7日に終わったばかりだ。この会議で中国の高級幹部たちは、人を基本にして絶えず社会の調和を促進させようという決意を示し、「民生問題(人民の生活の問題)解決」を、来年の国家経済活動の中心に据えたという。

中国政府は今会議で、2007年には雇用先と収入の分配、社会保障公衆衛生と教育など、人々の生活に深くかかわる分野に重点を置くことに決めた。専門家は中国の高級幹部が、人々の生活に関わる問題を来年の重点のひとつとして選んだことに対し、民衆が最も関心を寄せる最も現実的な利益問題を、中国政府が重視している現れだと考えているそう。

就労の問題については、中央経済工作会議は来年、就労者がゼロである家庭の就職問題を極度に重視し、大学卒業生の就職指導を強化する提案を行ったという。

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