南アフリカの宇宙防衛ショーで見た中国ブースのお粗末さ―カナダ軍事誌

Record China    2010年10月5日(火) 11時31分

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3日、カナダの軍事週刊誌・漢和防衛評論で編集長を務めるカナダ華僑の平可夫氏が南アフリカ国際宇宙・防衛ショーで見た中国ブースの“お粗末さ”をレポートしたと中国紙が報じた。写真は08年11月、広東省珠海市で開かれた第7回中国国際航空宇宙博覧会。

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2010年9月29日、カナダの軍事週刊誌・漢和防衛評論で編集長を務めるカナダ華僑の平可夫(ピンコフ)氏が、同誌ウェブサイトに南アフリカ国際宇宙・防衛ショーで見た中国ブースの“お粗末さ”をレポートした。中国紙・環球時報の10月3日付の報道。

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会期中、毎日中国ブースを見学したという筆者によると、今回のショーには中国の軍事関連企業がほとんど総出で最新のロケット砲や地対地ミサイルなどを出展しており、これら企業の対アフリカ重視が伺えた。また、出展ラインナップから中国の武器輸出はより系統化していることも分かった、と筆者は伝えた。

だが、こうした頑張りとは裏腹に、「中国の艦艇はいずれも外見がぱっとしない」と筆者。パキスタン人に大変好まれているF22P型フリゲート鑑(ズルフィカル級フリゲート)も技術レベルは高いようだが、例えばランドリールームが狭いなどユーザー本位には出来ていないと指摘し、「だから中国艦艇の甲板には常に洗濯物が干してあるのだ」と皮肉った。

筆者によると、模型の展示方法も日本人のような細やかさに欠けており、例えば1500トン級多目的ミサイル護衛艦には地対空ミサイルの垂直発射台が設置されてなかったが、「恐らく忘れたのだろう」。さらに驚いたのは、「防空ミサイルの概略図で標的がスウェーデンの戦闘機『サーブ39』」になっていたこと。「これが例えば中国の航空ショーだったとして、どこかの国の展示物の地対空ミサイルの標的が中国の『殲-10』になっていたら?」―。ところが、筆者がブースの責任者に指摘すると、「(標的の戦闘機は)国産だ」と言い放ったという。(翻訳・編集/NN)

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