小S夫婦のDVスキャンダル訴訟、日刊紙側に損害賠償1000万円と謝罪広告の判決―台湾

Record China    2010年10月3日(日) 15時2分

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9月30日、台湾の人気タレント、小Sが夫からDVを受けていたという記事を掲載した日刊紙に対し、裁判所は小S夫妻への損害賠償1000万円と謝罪広告を命じる判決を下した。写真は05年7月、婚約パーティーでの小S夫妻。

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2010年9月30日、台湾の士林地方裁判所は、人気女性タレントの小Sことシュー・シーディー(徐熙[女弟])が夫の許雅鈞(シュー・ヤージュン)から家庭内暴力を受けていたと報道した某日刊紙に対し、小S夫妻への損害賠償400万台湾ドル(約1000万円)と同紙全国版第一面への謝罪広告掲載を命ずる判決を下した。10月2日付で新快報が伝えた。

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問題の記事は今年3月14日に某日刊紙の第一面に「夫婦にトラブル発生!」「家庭内暴力センターが調査に乗り出す」との見出しで、「撮影で帰りが遅くなった小Sに怒った許氏が暴力を振るったため、小S自ら全国婦人幼児保護ホットラインに電話をかけて相談した」というもの。さらに「電話を受けた保護ホットラインは台北市家庭内暴力防止センターに調査を依頼。その結果、小Sの家庭は危険性大の判定が出たため該当地区の警察に協力を要請した」と報じた。

小Sと夫の許氏はこの日刊紙に対し、1億台湾ドルの賠償と全国主要4紙の第一面に謝罪広告の掲載を求めて訴訟を起こしていた。

被告の日刊紙はこれまで一貫して「報道は事実」と主張してきたが、判決では「情報源の信ぴょう性を確かめることなく大々的に報道し、小S夫妻の名誉を著しく傷つけた」として小Sと夫にそれぞれ200万台湾ドルずつ支払うよう命じた。(翻訳・編集/本郷)

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