2010年9月29日、香港・フェニックステレビの番組「国際ニュース」で、同局コメンテーターの杜平（ドゥー・ピン）氏は「金正恩（キム・ジョンウン）と前世代との衝突が必ず起きる」と指摘した。

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司会者の「金正恩がどこまで権力を保持できるのか、米国は疑問に思っているのではないでしょうか？今回、朝鮮労働党と軍の要職についたわけですが、今後、金正恩の権力基盤はさらに強固になるのでしょうか？」との問いに、杜氏は「難しい問題です」と応じた。

第一に、金正日総書記の死後、執政経験もなく市民の前に現れたことがない金正恩氏が権力を掌握しきれるかが疑問であること。第二に、世代間対立が浮上するであろうこと。この2点が問題となる。金正日総書記の妹の金敬姫（キム・ギョンヒ）氏とその夫などが補佐役につくが、最終的には世代の違う補佐役と衝突することになると杜氏は予測。その衝突がどのような影響を与えるかは現時点では未知数だと分析した。（翻訳・編集/KT）