“中年の危機”も低年齢化、最も憂鬱なのは「アラフォー世代」―英メディア

Record China    2010年10月3日(日) 15時45分

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9月29日、英国のある調査で、最も楽しみが感じられない年齢層は「アラフォー世代」だということがわかった。仕事や人間関係でのストレスから、孤独や抑うつ感を感じることが多いという。写真は09年の中国のドラマ「新人到中年(新婚から中年まで)」のスチール。

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2010年9月29日、英国で公開されたある調査の結果から、英国で他の年齢層と比較して最も楽しみが感じられないのは35〜40歳代前半の「アラフォー世代」だということがわかった。仕事や人間関係でのストレスから、孤独や抑うつ感を感じることが多いという。30日付で中国新聞社が伝えた。

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これまで「中年の危機」(ミドルエイジ・クライシス)は多くが45〜50歳に発生すると考えられてきたが、この研究ではそれよりもかなり早い段階、30歳代で経験し始める人が多数存在することが明らかになった。

研究によれば、35〜44歳の英国人のうち「家族や周囲との関係を改善したい」と考えている人の割合はおよそ5分の1。20%以上が「孤独を感じることが多い」と答え、5%の人が「友人がまったくいない」と答えた。また3分の1が「仕事の時間を減らせば家族や周囲との関係を改善できると思う」と答えた。

彼らのストレスの根源は主に仕事のプレッシャー、家族関係、経済問題。調査ではおよそ40%が「パートナーの裏切りを受けたことがある」と回答したが、その原因となる要素も金銭問題や失業が関わっているとした。

調査は夫婦や家族関係のカウンセリングを行う英チャリティ団体・Relateが2004人を対象に行った。(翻訳・編集/岡田)



   

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