春秋航空、今年1−8月の利益は50億円、新たな日中便の開設も―中国

Record China    2010年10月1日(金) 16時4分

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29日、中国初の民営格安航空会社、春秋航空の今年1−8月の利益が約4億元(約50億円)に上ったことが分かった。上海万博効果で7月と8月の航空券が前年同期比6〜10%値上がりしたことも追い風になった。写真は上海万博会場。

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2010年9月29日、中国初の民営格安航空会社(LCC)、春秋航空の今年1−8月の利益が約4億元(約50億円)に上ったことが分かった。上海万博効果で7月と8月の航空券が前年同期比6〜10%値上がりしたことも追い風になったという。第一財経日報が伝えた。

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同社の王正華(ワン・ジョンホア)会長への取材で明らかになった。王会長によると、同社の今年通年の利益は、2009年の1億5800万元(約19億7500万円)から、一気に5億元(約62億5000万円)に達する見込み。また、今年1−6月の利益は前年同期比4倍の1億6000万元(約20億円)、売上高は同60%増の14億7000万元(約183億7500万円)を記録した。7月と8月だけで今年上半期分に相当する利益をあげたことになるが、王会長は、上海万博効果でこの2か月間の航空券が前年同期比6〜10%値上がりしたためだと語った。

業績の好調な伸びを受け、同社は来年末までに上海本部に次ぐ第2の拠点を開設する計画だ。今のところ、遼寧省瀋陽市と河北省石家庄市が候補に挙がっている。同社は7月、初の国際線として上海(浦東国際空港)―茨城空港間を開設したばかりだが、王会長は「次に開設する国際線も日本便になる」ことを明かした。すでに複数の空港と協議を進めているという。同社はこのほか、韓国便と東南アジア便の開設も検討している。(翻訳・編集/NN)

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