老後を最も心配するのは中国人、でも老後のための貯蓄額は他国の2倍―英保険会社

Record China    2010年9月27日(月) 17時43分

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25日、調査によると、中国人は世界で最も自分の老後を心配しているという。写真は日光浴をする中国の老人。

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2010年9月25日、英保険会社最大手のBUPA INTERENATIONALの調査によると、中国人は世界で最も自分の老後を心配している人々だという。中国経済網が伝えた。

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同調査は6〜7月、世界12か国1万2262人を対象に行われた。28%の中国人が「老後のことを考えると気落ちする」と答え、30%が「老後の生活が非常に心配だ」と答えた。中国人にとって老後問題で最も気がかりなことは、自分の面倒を看てくれる人や場所がないことだという。91%が、政府が責任をもって老後の保障体制を確立させるべきだと考えていることもわかった。

興味深いのは、中国人の多くは45歳を過ぎると高齢者の範疇に入ると考えているが、65歳以上の調査対象者の多数が、自分はまだ老人ではないと考えていることだ。ということは、中国の老後問題は他国と比べて殊更厳しいものではなく、用意周到な中国人の習慣によるところが大きいのだろう。

報告書は、中国は世界でも少数の十分に「老後に備える」国のひとつであると指摘している。調査対象者の3分の1は、老後のための貯蓄があり、貯蓄額もその他11か国の平均の2倍だった。(翻訳・編集/中原)

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