2018年1月11日、香港の俳優で映画監督のエリック・ツァン（曾志偉）に降って湧いたセクハラのうわさについて、娘でタレントのツァン・ボウイー（曾寶儀）が父親を擁護するコメントを発している。中国時報が伝えた。

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香港映画ファンにはおなじみの顔となっているエリック・ツァンは、映画「ラヴソング」や「インファナル・アフェア」シリーズなどで知られる名優。過去にはタレントや映画監督が所属する「香港演芸人協会」の会長も務めている（現在は名誉会長）。

そのエリック・ツァンにこのほど、80年代の人気女優ナム・キットイン（藍潔瑛）に対し、過去にセクハラをしていたとの疑惑が浮上。エリック・ツァンは10日、弁護士を通じてこのうわさを否定したが、続いて国際舞台で活躍するルー・ヤン（呂燕）ら数多くのモデルを手掛けてきた「中国モデル界の母」ことグレース・ハン（韓穎華）氏が、エリック・ツァンが中国人モデルにも魔の手を伸ばしたと、中国版ツイッターを通じて告発している。

この告発についてエリック・ツァン側からの反応が見られない中、11日には娘でタレント兼司会者のツァン・ボウイーがコメントを公開。「この件については本人が説明したほうがいいと思いますが、私は父を信じています」と全面的に擁護する構えを見せている。

エリック・ツァンについては同じく11日、中国の若手女優チョウ・ドンユィ（周冬雨）と親密な関係にあり、チョウ・ドンユィが芸能界の実力者のエリック・ツァンを頼っているとのうわさが中国のネット上で飛び交った。だが、これについてはチョウ・ドンユィの事務所が声明文を公開し、デマに対して法的措置を行うことも検討すると発表している。（翻訳・編集/Mathilda）