「中国は全力で取り組んでいない」オバマ大統領が人民元問題に言及―英メディア

Record China    2010年9月22日(水) 21時20分

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20日、オバマ米大統領は米テレビ番組に出演し、人民元問題について「中国は全力で取り組んでいない」との見方を示した。写真は人民元と米ドル。

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2010年9月20日、ロイター通信によると、オバマ米大統領はCNBCテレビに出演し、人民元問題について触れ、「中国は全力で取り組んでいない」との見方を示した。22日付で長江日報が伝えた。

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記事によると、オバマ大統領は「人民元が過小評価され、中国が貿易で有利になっている」と不満を示した上で、「中国は人民元の引き上げについて理論的には同意したものの、実際はやるべきことの全てに取り組んでいるわけではない」と指摘。このほか、世界貿易機関(WTO)への提訴を示唆した上で、「米中貿易関係の公平性を確保するため、米国はさらに効果的に貿易法を活用していく」との考えも示した、と記事は伝えた。

記事によると、オバマ大統領はその一方で「中国経済の発展は米国にとってもプラスだ」と述べ、中国で数百万人が貧困から抜け出したことは世界にとっても良いことだと評価した。

また、記事は、オバマ大統領が「中国は巨大な市場。米国は大量の商品を中国に輸出すべき」と笑いながら話したとしたほか、この時期に人民元問題が騒がれるようになったのは、中間選挙が近づき、国内経済の復興の遅れや失業問題から国民の目をそらすためだと報じた。(翻訳・編集/NN)

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