2010年9月19日、AFP通信は記事「海外クリーン企業の道しるべとなった中国」を掲載した。

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デンマークに本社を持つノボザイムズ社。世界最大の工業用酵素、工業用バイオ製剤メーカーとして知られる同社は、クリーンエネルギー開発に多額の投資を続ける中国の政策の恩恵に預かっている。

中国は、2011年から2020年にかけて7380億ドル（約63兆1000億円）を投じ、風力発電及び水力発電が全エネルギー生産量に占める比率を15％にまで引き上げる方針を示した。世界的な金融危機の影響もあり、世界の先進的なエコ企業が資金不足に苦しむ中、中国の政策は救いとなっている。

また、中国の各地方に課せられた温室効果ガス削減の目標を達成するため、地方官僚は積極的にクリーンエネルギー技術の投資を受け入れている。進出する企業に無料で土地と資金を提供するケースもある。中国国有銀行はエコ企業に対し、米国よりも安い金利で融資を提供しているという。（翻訳・編集/KT）