高速鉄道が2012年に1万3000kmに、交通・物流の高速化で経済に変化大―中国

Record China    2010年9月18日(土) 10時21分

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16日、2012年に中国の高速鉄道は営業距離数が1万3000kmに達する。交通・物流の高速化により、中国経済や人々の生活スタイルが大きく変化するという。写真は江西省内の都市圏を短時間で結ぶ昌九線。9月に試運転が始まった。

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2010年9月16日、中国新聞社によると、中国の高速鉄道は2012年に営業距離数が1万3000kmに達し、2020年には1万6000kmにも及ぶ。高速鉄道の路線延長により、中国経済や人々の生活スタイルが大きく変化するという。

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現在中国本土で運行されている高速鉄道は6920km。世界最長の営業距離数を誇っているが、加えて現在建設中の高速鉄道も1万kmを超えている。時速350kmの高速鉄道では、北京―天津武漢広州鄭州西安上海―南京といった路線がすでに営業をスタートしている。

亜洲(アジア)製造業協会によれば、高速鉄道は安全性や輸送量、経済性、環境に有利な輸送方式として認識されている。高速鉄道を利用すれば移動時間は従来の3分の1以下、消費エネルギーは自動車の6分の1となる。また、これまで孤立していた都市間が短時間で結ばれることで「1時間経済圏」「30分経済圏」が形成され、設備製造業をはじめとする各関連産業にとっても高速鉄道の路線延長は大きな意味を持っており、交通・物流の高速化が中国における生産スタイルから生活スタイルまで大きく影響を及ぼすという。(翻訳・編集/岡田)

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