北朝鮮が党代表者会を延期か、原因は金総書記の健康悪化?―韓国メディア

Record China    2010年9月16日(木) 17時6分

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15日、北朝鮮が9月上旬に開催するとしていた党代表者会が延期になった模様だ。その理由として水害や金総書記の健康悪化説が伝えられている。写真は上空から見た北朝鮮の洪水被災地、平安北道新義州市の一帯。

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2010年9月15日、韓国の聯合ニュースは、対北朝鮮人権団体「良き友人」の情報として、北朝鮮が9月上旬に開催するとしていた党代表者会が延期になった模様だと報じた。環球網が伝えた。

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北朝鮮は9月上旬に44年ぶりとなる党代表者会を開催すると表明していた。「良き友人」が現地情報筋の話として伝えたところによると、もともとは9月7〜8日の開催が予定されていたが、水害の影響で14日晩になっても平壌に到着した代表の数が規定とされる全体の3分の2を超えず、15日朝になって平壌に先に到着していた代表らに延期が通達された。具体的な延期理由については明かされていない。

これに対し、聯合ニュースは「代表者の数が足りないというのは表向きの理由」とし、本当の理由は金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康状態が悪化したためだと報じている。「いくらインフラ整備が遅れているといっても、44年ぶりの代表者会を遅らせるほどの理由になるとは思えない」というものだ。

このほか、今回の代表者会で金総書記の三男、正銀(ジョンウン)氏の「後継者決定」が発表される可能性が高いと見られていたが、記事は「これに雑音が入った」との見方も示している。「良き友人」は、庶民が水害に苦しみ、代表の数も規定数に満たない中での正銀氏デビューは相応しくない、と懸念された可能性も高いと指摘した。

「良き友人」によると、党代表者会は各地域代表に配布する資料の準備も整い、金総書記も14日に地方視察を終えて平壌入りしていた。今月末に新たな日程についての話し合いが行われると見られるが、10月10日の朝鮮労働党建党記念日の前に開かれる可能性が非常に高い。(翻訳・編集/NN)

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