2010年9月15日までに、仏プジョーシトロエン・グループ（PSA）アジア部門のグレゴワール・オリビエ社長は、中国で生産した自動車をロシアやアジア諸国に輸出する考えがあることを明らかにした。中国の各メディアが伝えた。

輸出対象となるのは、同社と東風汽車の合弁会社である神龍汽車公司が生産する自動車で、現在PSAが上海市に建設中の物流センターを通じて、早ければ2011年から輸出を始めるという。

PSAによれば、神龍汽車の第3工場が間もなく竣工する見通しで、完成後のPSAの中国における年間生産台数は合計40万台に達する。2010年の目標販売台数は前年同期比28．7％増の35万台で、長期目標として中国市場のシェアを現在の3．3％から8％に引き上げると公表している。（翻訳・編集/東亜通信）