吉利、アリババと組んで新車をネット通販=早ければ来年から―中国

Record China    2010年9月14日(火) 12時0分

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12日、吉利ホールディングスの李書福総裁は浙江省杭州市で開かれたネットビジネス会議で、来年から新車のネット通販を始めると発表した。写真は4月の北京モーターショーでお披露目された吉利版ロールスロイス「帝豪GE」の改良モデル。

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2010年9月12日、吉利ホールディングスの李書福(リー・シューフー)総裁は浙江省杭州市で開かれたネットビジネス会議で、来年から新車のネット通販を始めると発表した。新華網が伝えた。

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ボルボカーズ初の中国人会長に就任したばかりの李総裁が、今度は中国初の自動車のネット通販構想を打ち出した。電子商取引の最大手、アリババと提携して早ければ来年から販売を開始するという。当初は「パンダ(熊猫)」と「帝豪(エンペラーグランド)」の2本立てとなるが、既存の4S店(販売店)との差別化を図るため、「パンダ」はネット限定の特別仕様が投入される。試乗やアフターケア、修理などのサービスは4S店で受けられる。コスト減で低価格が実現するほか、内装などがオーダーメイドで注文できるようになるという。

これについて、アリババ研究院の盛振中(ション・ジェンジョン)上級アナリストは「これまでは顧客のカスタマイズニーズと低コストの両立は不可能だったが、ネットの利用で可能になった」と指摘。自動車の商業モデルと消費者の消費モデルを一変させることになる、とその意義を語っている。(翻訳・編集/NN)

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