私立大学で学ぶ中国人留学生が激増=経済的ゆとりのある中国人の間で私費留学がブーム―米国

Record China    2010年9月6日(月) 23時49分

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4日、私費留学生の増加により、米国の私立大学で学ぶ中国人留学生の数が激増しているという。写真は北京市で開かれた留学説明会。

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2010年9月4日、米華字紙・僑報によると、米国の私立大学で学ぶ中国人留学生の数が激増しているという。中国新聞社が伝えた。

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南カリフォルニア大学(USC)の学生会で会長を務める王さんは、「8月に入ってから毎日のように空港へ通い、中国本土からの新入生を出迎えている」。王さんは昨年の夏休み、250人あまりの中国人留学生を迎えたが、今年はすでに昨年の4倍近い約1000人の留学生を迎え、夏休みの大学で「最も忙しい人」となっている。今年入学した中国人留学生のほとんどが私費留学で、専攻は電子工学や計算科学に集中しているという。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)では、南カリフォルニア大学ほどの急激な増加はないが、今年の中国本土からの新入生は300人〜400人程度になる見込み。同大学では現在2000人以上の中国人留学生が学んでいる。

米国私立大学における中国人留学生の急増の背景には、オバマ米大統領が昨年の訪中で打ち出した中国人留学生受け入れ幅拡大政策により米国の留学ビザ取得が容易になったことや、経済的にゆとりのある中国人が増えたため私費留学がブームとなっていること、インターネットのおかげで米私立大学への入学申請がしやすくなったことなどがある。(翻訳・編集/本郷)

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