ハイリスクハイリターン、知らないと火傷する中国投資法―米誌

配信日時:2010年9月5日(日) 14時39分
ハイリスクハイリターン、知らないと火傷する中国投資法―米誌
画像ID  259869
米誌フォーブス・ウェブサイト版は、チャイナマーケットリサーチグループのショーン・レイン氏の記事「どのようにして中国に投資するか」を掲載した。写真は中国の証券会社店頭。
2010年7月20日、米誌フォーブス・ウェブサイト版は、チャイナマーケットリサーチグループのショーン・レイン氏の記事「どのようにして中国に投資するか」を掲載した。以下はその抄訳。

その他の写真

以前、テレビ局の取材で欧米の投資家は中国に投資するべきかと質問された。中国経済が今後も急成長するとの私の主張を知っている人はびっくりしたかもしれないが、リスクを踏まえて慎重に検討するべきだと回答した。

その理由はいくつかある。ヘッジファンドの参入により株価が安定しないこと、中国企業の透明度の不足、そして政治的リスク。中国経済全体の成長がそのまま投資家の利益になるわけではないことを理解するべきだ。また国家経済のために国有銀行がリスクを顧みずに大量の融資を実施したり、原油価格が高騰しても石油会社がガソリン価格を値上げしないなど、会社の利益よりも政治的な問題が優先されるケースもある。

ゆえに安全な投資を考えるならば、中国需要が見込まれる欧米企業に投資するべきだろう。もしある程度のリスクを引き受けるならば、米国市場または香港市場に上場している中国企業株を買うべきだ。

中国企業株を購入するならば、以下のトレンドに注目するべきだ。第一に観光業。第二に女性の消費。第三に北京や上海など主要大都市ではなく、それに続く大連、成都、合肥などの都市。中国経済の高成長は今後も続くだろう。不動産市場の軟着陸にも政府は取り組み始めた。2009年の地方政府による過剰な投融資も緩和されつつある。ゆえに欧米の投資家にとって中国企業への投資は十分なリターンをもたらしてくれるはずだ。ただしその投資には大きなリスクも潜んでいるのだが。(翻訳・編集/KT)
最新ニュースはこちら

SNS話題記事