同区で5日間に2回も炭鉱が爆発、無許可・違法の炭鉱閉鎖を決定―黒龍江省鶏西市

Record China    2006年12月19日(火) 17時11分

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黒龍江省鶏西市の城錦炭鉱でガス爆発が起き、先月25日に同区で起きた事故と合わせて計34人が死亡した。

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2006年12月1日、黒龍江(こくりゅうこう)省鶏西市(けいせい)市の恒山(ヘンシャン)区にある城錦(チョンジン)炭鉱で、ガス爆発事故が起こった。今年11月25日、同区の遠華(ユエンホア)炭坑でもガスによる爆発事故が起こったばかりで、2回の事故で計34人の作業員の死亡が確認されたという。

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黒龍江省の劉海生(リウハイション)副省長は、遠華炭鉱の事故の後、この炭坑を永久に閉鎖することに決めた。そのほか黒龍江省内で無許可運転を行っている炭坑や、法律に違反して採掘する炭坑、資源の枯渇した炭坑に採掘を停止させる指令を出したという。

中国は最近、雲南(うんなん)省や黒龍江省、山西(さんせい)省と甘肅(かんしゅく)省で、炭鉱事故が相次いで起こっている。国家安全局生産監督局の館員は、今年の最初の8か月間で、全国で炭坑事件が1842回起こり、2900人が死亡したことを明らかにした。石炭採掘業は現在、中国で最も危険な仕事のひとつであり、毎年5000人前後の作業員が、爆発や落盤、浸水などの事故によって死亡しているという。

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