シンガポール初代首相、中国に「もっと平和的に」と呼びかけ―シンガポール

Record China    2006年12月20日(水) 14時42分

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シンガポールの初代首相を勤めた李光耀氏は、中国に国内の安定と対外平和を維持してもらいたいとし、中国の若者にこれを知ってもらいたいと述べた。

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2006年12月19日、シンガポール紙「星洲日報」の報道によると、シンガポールの初代首相である李光耀(リー・クアンユー)氏は、「中国が国内の安定および対外平和を維持しなければ、平和的な繁栄は望めない。中国の若者にそれを知ってもらいたい」と述べているという。

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また李氏は「中国の若者は、母国に対する強いプライドと愛国心を繰り返し教え込まれていたせいで、日本へのデモが暴力事件に転化したのである」とする。また「シンガポールの李顕龍(リー・シェンロン)現首相兼財務大臣が去年私用で台北を訪問した際、彼とシンガポールは中国のネット上で批判されていた」と述べた。

「人々が中国に対して不安を抱くのは、中国が強大な国になりつつありながらも、その国力を十分に発揮するのを厭わないためだ。例えば、シンガポール人の私たちが台湾を訪問するため、中国に対して十分な補償を行わない場合、中国側は政府間の経済関係を一切凍結することに決めたという。シンガポールは中国にとっては経済の中の小さい一部分にすぎないが、中国はシンガポールにとって重要な部分だ」と話を加えた。

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