日曜大工で地下室を手作り!元鉱山労働者が4年かけて完成―河南省鄭州市

Record China    2010年9月3日(金) 16時38分

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1日、河南省鄭州市で地下室を手作りした60代の元鉱山労働者に注目が集まっている。

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2010年9月1日、河南省鄭州市で地下室を手作りした60代の元鉱山労働者に注目が集まっている。地元のニュースサイト・大河網が伝えた。

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日曜大工の域をはるかに超える地下室を完成させたのは、同市在住の陳新年(チェン・シンニエン)さん(64)。定年後、4年をかけて地下におよそ50平方メートルの居住空間を完成させた。

さすがは元鉱山労働者だけあり、穴掘りはお手のもの。ヘルメットに迷彩服といういでたちで、1人でコツコツと掘り進めてきた。「冬は暖かく、夏は涼しい」と家族や近所の人の評判も上々。陳さんも「震度8の地震が来ても大丈夫」と胸を張る。

「長年の夢だった」と語る陳さん。夢を現実に変えるきっかけとなったのは、娘が結婚して家族が増えたこと。「新しくマンションを買う余裕もない。だったら、掘ってみようと思った」。それからというもの、毎日4〜5時間を穴掘りの時間にあてた。

だが、古い平屋建てが並ぶこの一帯にも再開発の波が押し寄せており、取り壊しの噂も流れているという。それでも、陳さんは「立ち退きを免れたら、今度は台所を作りたい。ここなら涼しく作れるから」と次なる構想に意欲を燃やしている。(翻訳・編集/NN)

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