<中国食品>混乱続く食品安全問題、厳罰で抑止効果を=高級官僚が提言―中国

Record China    2010年8月31日(火) 19時47分

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29日、食品安全法治研究機構が成立した。食品安全行政にかかわる高級官僚が参加し、関連法規を研究する。写真は今月、北京市で確認された性早熟症の女児。成長ホルモンを含む粉ミルクの問題ではないかとも伝えられている。

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2010年8月29日、食品安全法治研究機構が成立した。全国人民代表大会、最高人民法院、最高人民検察院、食品安全行政にかかわる高級官僚が参加し、関連法規を研究する。30日、新京報が伝えた。

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食品安全法治研究機構学術委員会副主席、中国人民大学副学長の王利明(ワン・リーミン)氏は、遺伝子組み換え食品や食品問題に起因した大規模な権利侵害、消費者の権利保護など新たな問題が生まれているとして、法制度の整備が必要との認識を示した。また、各政府機関の分担がはっきりせず、職権乱用もしばしば見受けられるなど、執行上の問題もあるという。

中国公安部治安局の徐滬建(シュー・フージエン)副局長は、数十トンものメラミン汚染粉ミルクを販売した犯人にわずか懲役3年の刑しか科すことができなかったと指摘、抑止効果を得るためには量刑を引き上げる必要があると主張した。(翻訳・編集/KT)

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