国営・中央テレビ、ドキュメンタリー専門チャンネルを開設へ―中国

Record China    2010年8月28日(土) 12時26分

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26日、中国中央テレビ(CCTV)が来年1月1日にドキュメンタリー専門チャンネルを開設することが分かった。写真はCCTVのドキュメンタリー番組「商埠伝奇」の撮影現場。

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2010年8月26日、中国中央テレビ(CCTV)が来年1月1日にドキュメンタリー専門チャンネルを開設することが分かった。法制晩報が伝えた。

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CCTVのドキュメンタリー番組「見証・影像志」の陳暁卿(チェン・シャオチン)プロデューサーが、浙江衛星テレビで行われた高層フォーラムで明らかにした。毎年の投資額は6億元(約75億円)で、放送時間は1日4時間程度になるという。

陳氏によると、CCTVは5年前から専門チャンネルの開設を検討していたが、このほど中国国家広播電影電視総局(広電総局)の支持を受け、実現に至った。「ドキュメンタリーには国境がない。これにより、中国が国際メディア市場で発言権を持つことが可能になるだろう。それに、中国の視聴者も質の高い番組を好むようになっている」と陳氏は語った。

これに対し、北京師範大学の張同道(ジャン・トンダオ)教授は「ドキュメンタリーに毎年6億元とは、空前の規模」と指摘。中国ドキュメンタリー映画の第一人者、ジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督は「中国の視聴者が良質のドキュメンタリーを見る機会を増やすことになる」と歓迎している。(翻訳・編集/NN)

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