横浜、鎌倉、箱根を中国人観光客に売り込みたい!上海に負けない国際港湾づくりも―横浜市長

Record China    2010年8月25日(水) 17時59分

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23日、林文子横浜市長は日本記者クラブで講演し、370万人の大都市横浜の発展のために、中国人観光客誘致と上海、釜山などに対抗できる国際港湾づくりを基軸にした活性化を推進したいと語った。

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2010年8月23日、林文子横浜市長は日本記者クラブで講演し、370万人の大都市横浜の発展のために、中国人観光客誘致と上海、釜山などに対抗できる国際港湾づくりを基軸にした活性化を推進したいと語った。

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林市長は、羽田空港の国際化や中国人個人観光客の入国枠拡大などにより、中国をはじめとする東アジアからの観光客の増加が期待できるとした上で、「横浜、鎌倉、箱根など神奈川ルートは、東京―富士山―関西の観光ゴールデンルート沿いにあり、静岡に繋げば有望だ」と述べた。

さらに「銀座の化粧品店やデパート、高級ブランド店の店頭は中国人客であふれている。横浜は元町、みなとみらい、中華街など魅力的なスポットがたくさんあり、映画のロケ地としても有望なので外国人観光客にも満足してもらえる」とし、横浜を積極的にアピールしていく考えを示した。

また、国土交通省が重点投資によりアジアで五指に入る物流拠点に育てる「国際コンテナ戦略港湾」に京浜港(横浜・川崎)と阪神(神戸・大阪)港を指定したことに触れ、「横浜港が上海や釜山などのライバル港に負けずにハブ港として発展できるよう機能を拡充したい」と指摘。特に横浜の友好都市・上海について「上海万博の開幕式に出席した際に港湾を見学したが、広大な埋め立て地の岸壁にスーパーリフトが69もあった。横浜は4つしかないので国が肩入れしないと(追いつくのは)難しい」と政府の強力な重点投資を求めた。(取材・編集/HY)

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