武器市場でも「メイド・イン・チャイナ」、東南アジアでシェアを拡大―SPメディア

Record China    2010年8月25日(水) 8時11分

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23日、シンガポール・ラジャラトナム国際問題研究所(RSIS)の機関誌に「メイド・イン・チャイナ―中国が東南アジアの国防市場でシェア拡大」という記事が掲載された。写真は中国人民解放軍空軍。

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2010年8月23日、環球時報によると、シンガポール・ラジャラトナム国際問題研究所(RSIS)の機関誌に18日、「メイド・イン・チャイナ―中国が東南アジアの国防市場でシェア拡大」という記事が掲載された。中国は東南アジアの武器市場で着実に力をつけているという。

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近年、経済面や政治面で中国は東南アジア諸国との関係を深めており、それにともなって軍事面でも協力関係が深まっている。これまで長年にわたって中国はミャンマーやタイに武器を輸出していたため、東南アジアの武器市場において新たに参入したわけではないが、ここ数年は東南アジア向けの武器輸出を特に拡大させている。

中国製の武器がシェアを拡大している要因はその価格だけでなく、武器の提供方法に柔軟性を持たせていることにもあると記事は指摘している。中国は他国へ単に武器を売るだけでなく、技術移転のかたちをとることも多く、2009年にはタイが中国から技術を導入してミサイルシステムの開発をスタートさせている。

今のところ、中国が東南アジアへ輸出する武器の数や種類は少ないものの、“中国製”の品質は急速に向上してきており、価格面でも優勢なことから今後さらにシェアを拡大する可能性があると記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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