2010年8月23日、歌手で女優のサミー・チェン（鄭秀文）が台湾のバラエティ番組に出演。活動休止に追い込まれた「うつ病」について語った。NOWnewsが伝えた。

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香港を拠点に中華圏で大人気のサミー・チェンは2005年、映画「長恨歌」を撮影後に突然の活動休止を発表。原因は深刻な「うつ病」だが、一時は末期がん説も流れ、07年に完全復帰するまで2年間も芸能界から姿を消していた。

サミーによると、当時は「香港歌謡界の女王」として名声を極めていたため、それを死守・さらに上を目指すことのプレッシャーや、仕事の多忙さで完全に自分を見失っていたとのこと。発病したころは、お風呂も週に1回程度入るのがやっとで、恐くて鏡も見られなかったという。

そんなサミーが少しずつ生きる力を取り戻したきっかけは、ある日“神の声”を聞いたため。それ以来、キリスト教に入信して熱心な信者として知られるが、いまはストレスを信仰や絵画、文章を書くことなどで上手に発散できている、と話していた。

香港の人気歌手、アンディ・ホイ（許志安）と10年以上にわたって交際していたサミーは、病気が原因で破局に。しかし最近は2人の復縁説が伝えられ、さらにアンディはこのほど、サミーが在籍するレコード会社・「東亜唱片」（East Asia）と所属契約を交わしたことで、うわさに拍車がかかっている。

復縁については否定を繰り返している2人だが、アンディはメディアのインタビューに答え、サミーとのデュエットや映画共演について、「ふさわしい作品なら、喜んで」と語っている。（翻訳・編集/Mathilda）