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世界のエネルギー消費の半分を占める5か国のエネルギー相が北京市に集まり、初めての会合を開いた。その中で各国は、エネルギー安全保障や省エネなどで協力の促進を盛り込んだ共同声明を採択した。写真は釣魚台国賓館。
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2006年12月16日、中国、インド、日本、韓国とアメリカの5か国によるエネルギー相会合が、北京市の釣魚台国賓館で開幕した。開幕式にはインドのムルリ・デオラ石油・天然ガス相、日本の甘利明経済産業大臣、韓国の丁世均(チョン・セギュン)産業資源部長官、アメリカのサムエル・ボドマンエネルギー省長官と中国の馬凱(マーカイ)国家発展改革委員会主任が出席した。
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会議では、エネルギー安全保障や省エネなどで協力の促進を盛り込んだ共同声明を採択。原子力や代替エネルギーの広範囲な使用などによってエネルギーを多様化すること、省エネ・エネルギー効率の改善、戦略石油備蓄の強化、などの5分野で協力を促進する。世界のエネルギー消費の半分を占める、これら5か国の会合は初めてだという。
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