週末は“プチ引きこもり”、都市住民の間で徐々に増加―中国

Record China    2010年8月16日(月) 15時10分

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15日、起きてからも自宅から一歩も外へ出ず、誰とも会わない週末を過ごすという人が中国の都市部で増えている。資料写真。

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2010年8月15日、新華網によれば、朝は自然に目が覚めるまで眠り、起きてからも自宅から一歩も外へ出ず、DVDを見たり、ネットや読書、音楽を楽しんだり、あるいは何もしないで週末を過ごすという人が中国の都市部で増えている。

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大学を卒業後、サラリーマンになって7年になるある男性は、上海、紹興、合肥の3都市で働いた経験があり、それぞれに友人がいてもおかしくないものだが、今でもつきあいがあるのは学生時代の友人のみ。週末には誰とも会わないからだという。中国では「オタク」を「宅男」「宅女」と言うが、平日はごく普通に会社へ出勤し、ふつうの社会人生活を営んでいるものの、週末になると自宅から一歩も出ず、誰とも会わないような「週末“宅”生活」を送る人が増えているという。

しかし、この現象はいわゆるオタクとは異なる。ストレスの多い現代社会においては、週末限定でそうした生活を送ることは、いわば“自己調節”として機能していると記事は指摘する。ある人は、平日は会社でPCを使うことが多いため、週末は自宅ではPCに依存しないような生活を送っていると話しており、ストレスから解放されるためには“プチ引きこもり”も必要な要素だという。(翻訳・編集/岡田)

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