<性早熟症粉ミルク>外国製求め、広東省から香港・マカオへの買い出しが急増―香港紙

Record China    2010年8月13日(金) 17時54分

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12日、広東省の珠江デルタ地区から香港・マカオに粉ミルクを買い出しに出かける人が続出している。写真は10日、女性ホルモンの混入が疑われる「聖元」製粉ミルクを飲んだわが子を抱いて雲南省昆明市の子供病院に検査に訪れた母親たち。

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2010年8月12日、香港紙・大公報によると、広東省の珠江デルタ地区から香港・マカオに粉ミルクを買い出しに出かける人が続出している。中国新聞社が伝えた。

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中国では山東省の大手乳製品メーカー「青島聖元栄養食品」製の粉ミルクを飲んだ乳児に胸が膨らむなど「性早熟」現象が出た問題を受け、市民らの中国製粉ミルクに対する警戒感が再び高まっている。

広東省珠海市の拱北税関によると、ここ数日、香港から大量の外国製粉ミルクを買って帰る中国本土の旅行客が急増している。突然の需要増で品薄になり、香港のスーパー、ドラッグストアの多くで1人1〜3缶までしか買えなくなった。香港を見限りマカオになだれ込む人も増え、マカオでも一部ドラッグストアが品切れ状態に陥っている。

いずれも目的は外国製粉ミルクを入手すること。薬局の業界団体である「香港港九薬局総商会」の劉愛国(リウ・アイグオ)理事によると、08年の「メラミン入り粉ミルク事件」以降、香港で粉ミルクを購入する客の7割を中国本土客が占めるようになった。(翻訳・編集/NN)

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