2010年8月11日、中国の今年1−6月の完成車（組立部品とシャシー含む）の輸出台数は前年同期比55．34％増の25万500台に達し、回復傾向が鮮明となった。新華網が伝えた。

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中国機械・電気製品輸出入商会自動車分会の最新の統計で明らかになった。輸出総額は同32．97％増の31億3700億ドルだった。輸出完成車の大部分はトラック（シャシー含む）、大中型バス及び専用車を含む商用車が占め、全体の76．5％に上った。乗用車ではセダンタイプが同80％増の7万800台に達した。排気量1．0リットルと1．5リットルの小型車の人気が高く、同94．28％増の4万9000台が輸出された。主な輸出先はエジプトを筆頭に、イラン、イラク、ロシアなどだった。

同商会の楊愛国（ヤン・アイグオ）氏は、「世界経済の復興に伴い、世界の自動車市場も回復の兆しを見せている」と指摘。中国の自動車輸出も最も困難な時期は過ぎた、との見方を示した。（翻訳・編集/NN）