化粧品メーカーも中国人観光客に期待、あの手この手で獲得図る―日本

Record China    2010年8月12日(木) 21時44分

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11日、個人観光ビザの発給要件が緩和されたことにより、発給対象が10倍に増えたことで、今後ますますの増加が見込まれる中国人個人観光客。その多くが日本の化粧品への関心が高いことが分かり、各メーカーはこぞって中国人客の取り込みに励んでいる。資料写真。

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2010年8月11日、個人観光ビザの発給要件が緩和されたことにより、発給対象が10倍に増えたことで、今後一層の増加が見込まれる中国人個人観光客。その多くが日本の化粧品への関心が高いことが分かり、各メーカーはこぞって中国人客の取り込みに励んでいる。華字紙・中文導報が伝えた。

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7月1日から中国人向け個人観光ビザの発給要件が大幅に緩和され、発給対象がこれまでの富裕層限定から中間層にまで拡大した。消費低迷に苦しむ日本の企業にとって大金を落としてくれる中国人観光客はまさに「救いの神」。化粧品各社もご多分にもれず、あの手この手でしのぎを削っている。

ポーラは、化粧品だけでなくカウンセリングとエステを融合させたサロン「ポーラ ザ ビューティ」銀座店の広告を9月から都内を中心に無料配布されているガイドブック「東京導遊図」に掲載するほか、同店に中国語が分かるスタッフを配置し、中国語で書かれた化粧品に関するパンフレットも作成する。

ノエビアは9月1日〜10月31日、上海万博日本館に出展するほか、上海万博や旅行会社で無料配布されている日本の観光ガイド「珍遊日本」にも広告を掲載する。また、同社製品の知名度を向上させるため、上海の販売拠点3か所でも宣伝活動を展開する予定だ。

コーセーはすでに7月から高級ブランド「インフィニティ」の販売カウンターで、中国語で商品の使用方法などを説明したパンフレットを置いている。これを足掛かりに来年3月には中国市場に打って出る計画だ。

中国での知名度の高い資生堂は、全日空が7〜9月に打ち出す「上海−東京ツアー」に、資生堂本社でメークの仕方を学ぶオプショナルツアーを提供している。(翻訳・編集/NN)

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