漁師が長江で未知の魚を捕獲、俗称は「アジア美人魚」―重慶市

Record China    2006年12月15日(金) 16時43分

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漁師夫婦が地元で捕獲した魚は、見たこともないものだった。隣近所の漁師も誰も知らない。専門家に聞いたところ、これは「アジア美人魚」と呼ばれる珍しい魚であることが分かった。

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2006年12月13日の午前9時、重慶(じゅうけい)市フー陵区のある漁師夫婦が、体長1mほどの怪しくも美しい赤い魚を釣り上げた。彼らが見たこともない魚だったため近所の漁師に聞くと、なんと誰もこの魚を知らないという。そこですぐに、フー陵漁政漁港監督管理所に報告することにした。

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午前10時に専門家がやって来て、これが珍しい臙脂(えんじ)魚の一種であることが直ちに判明した。この魚の体の両脇にはほお紅の色の縞があり、俗称「アジア美人魚」と呼ばれるという。重さを量ったところ、おなかに卵を持っているこの魚は20kgもあり、ここ10年のうちに発見された最大の臙脂魚だそうだ。

このアジア美人魚は「順順(シュンシュン)」と名づけられ、10時間以上の緊急手当てを受けた末、危険を乗り越えた。現在は万州水産研究所に運ばれ、飼育されている。来年の3月に産卵した後、この美人魚は子どもたちと一緒に長江に返される予定だ。

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