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<レコチャ広場>中国の子どもの想像力は世界最低、その責任は誰にある?―中国

配信日時:2010年8月8日(日) 12時45分
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6日、子どもの想像力を押し殺していると中国教育に批判が集まる中、中国のブログに「中国の子どもたちの想像力は世界最低、その責任は誰に?」と題した記事が掲載された。写真は08年9月、上海の小学校で行われた宇宙服デザイン・制作コンテスト。
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押しも押されぬ経済大国となった中国。今後は従来の労働集約産業ではなく、付加価値の高い技術集約産業、クリエイティブ産業への移行が必要と言われている。そうした中、現行の中国教育は想像力豊かな人材を生み出せていないとの批判が強い。

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2010年8月6日、中国のブログサイトに「中国の子どもたちの想像力は世界最低、その責任は誰に?」と題した記事が掲載された。以下はその抄訳。

近年、中国教育のバッシングはある種のトレンドになっているようだ。詰め込み型のスパルタ教育で子どもたちを不幸にし、想像力を奪っているとの批判が相次いでいる。最近、こうした議論を勢いづかせる証拠がまた一つ登場した。世界21か国を対象にした調査で、中国の児童の計算能力は世界一だったが、想像力はワースト1位、創造力はワースト5位だった。こうして「伝統的な教育が子どもたちの創造力を押しつぶした」とのお決まりの結論が言い立てられている。

だが、子どもたちの創造力を失わせた責任をただ教育にのみ負わせて良いのだろうか?今の中国では教師も保護者も経済も社会も文化も、創造力を育てるようにはなっていない。改革開放により政治、経済、文化の領域では一部の天才たちが創造力によって大きな成果を成し遂げたが、しかし今、中国は公権力がミクロ経済に干渉し、権威主義が跋扈し、革新的な文化を押し殺してばかりいる。

一部では教育改革はまず大学入試改革から始めよとの声もあるようだが、誤りだ。まずは経済と社会の発展について行けていない行政管理体制を変えるべきであり、同時に文化システム全てを徹底的に変えなければならないのだ。法治の市場経済が形成されさえすれば、能力至上主義の評価システムも復活する。そうなればダメな子どもたちを量産する現行の教育システムなど生き残れるはずがないではないか。(翻訳・編集/KT)

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