2010年8月6日、中国自動車技術研究センターが発表したレポートによると、乗用車の在庫周期が6月は55日だったが7月には58日に増加したことがわかった。商用車も49日から50日に増加しており、自動車メーカーと販売店の運転資金にも影響が出ているようだ。中国の各メディアが伝えた。

2010年7月の全国の自動車生産台数は前年同期比12．88％増の123．8万台、販売台数は同17．18％増の105．62万台だった。しかし前月比ではそれぞれ4．34％減、6．7％減と3カ月連続で前期比を下回っている。

同センターの趙航主任は在庫周期について「60日程度なら国際的にも正常範囲だ」との見方を示し、メーカー側も生産台数をコントロールしているとコメントした。2010年上半期の乗用車の在庫数は50．59万台で、このうち約40％が中国メーカーの自主ブランド車だった。（翻訳・編集/東亜通信）