上海の地下鉄は世界最長、1日乗客数も700万人へ―シンガポール華字紙

Record China    2010年8月7日(土) 20時48分

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5日、上海市の地下鉄が営業距離数で世界1位になった。また、乗客数でも記録を更新し、1日当たりの乗客が延べ672万人に上った。

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2010年8月5日、シンガポールの華字紙・聯合早報によれば、上海市の地下鉄が営業距離数で世界1位になった。また、乗客数でも再び記録を更新し、1日当たりの乗客が延べ672万人に上った。

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上海市の地下鉄が運行を開始したのは1993年。1日当たりの乗客数が初めて100万人を超えるまでに10年の歳月を要したが、その後乗客数は急増し、2003年からわずか4年で200万人を達成。その後、500万人までは1年に100万人の割合で増加。600万人から700万人に至るまでには半年もかからないだろうと言われている。

営業距離数は現在420kmで、ロンドンの402kmを超え世界最長となっている。上海万博の開催が路線拡大を促し、11路線、280駅を要するようになった。列車の運行間隔は3分前後。最も混雑の激しい時間帯には少なくとも2〜3本の列車を見送らなければ乗れないこともしばしば。中には「40分も待った」という人も。

しかし、激しい混雑のため、ホームから転落した利用客が列車にひかれて死亡するという痛ましい事故も起きている。上海地下鉄公司の責任者は記者会見で利用者数を制限するようなことはしない方針を明らかにしたが、「安全な運行を第一に営業を続けていく」と語った。(翻訳・編集/岡田)

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