北朝鮮が中国大使館員を金剛山に「無断で招待」、強い不快感示す―韓国紙

Record China    2010年8月6日(金) 14時11分

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5日、北朝鮮外務省が先月、韓国企業が独占経営権を持つ金剛山などの景勝地に中国の在北朝鮮大使館員を招待したことについて韓国紙は「経営権の侵害」などと報じ、不快感を露わにした。写真は金剛山。

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2010年8月5日、韓国紙・朝鮮日報は、北朝鮮外務省が先月、韓国企業が独占経営権を持つ金剛山などの景勝地に中国の在北朝鮮大使館員を招待したことについて「経営権の侵害」などと報じ、不快感を露わにした。中国紙・環球時報が伝えた。

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記事は、金剛山の観光事業について独占経営権を持つ韓国の現代財閥傘下の現代峨山に無断で、北朝鮮側が中国大使館員を招待したことは「明らかな経営権の侵害。どんな意図があるのか理解に苦しむ」と不快感を示した。

記事によると、金剛山の観光事業は北朝鮮のアジア太平洋平和委員会と現代峨山が共同で98年から開始したものだが、08年に韓国人女性観光客が北朝鮮兵に射殺された事件を機に韓国側がツアーを中断させた。北朝鮮は今年3月、韓国側が観光を再開しない場合は事業に関する契約を破棄し、韓国側の施設を没収するなど「特別な措置を取る」との談話を発表していた。

その後、北朝鮮は中国人観光客に金剛山の観光を許可し、中国の旅行社が同事業への参入に乗り出す動きを見せたため、韓国政府と現代峨山が5月、北朝鮮側に書簡で強い不満を表明していた。(翻訳・編集/NN)

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