<調査>44%が「中国は二流国家」、半数近くが「日本に並んだ、超えた」―中国

Record China    2010年8月6日(金) 7時22分

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5日、中国の7都市で実施された「中国の国際地位」に関する意識調査で、「中国は二流国家」と答えた人は44%に上った。写真は2日、ハルビン国際モーターショーの会場付近で入場券を売るダフ屋。

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2010年8月5日、中国共産党機関紙・人民日報系の国際問題専門紙「環球時報」傘下の調査機関が、「中国の国際地位」に関する意識調査を実施。その結果、「中国は発展途上国」と答えた人は78%に上り、「先進国」はわずか6%にとどまった。環球網が伝えた。

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環球時報傘下の環球輿情調査センターが発表した。調査対象は北京、上海広州成都瀋陽西安長沙の7都市で、計1296人から有効回答を得た。その結果、中国の総合的な国力については、36%が「中国は一流の強国」と回答したが、これを上回る44%が「中国は二流国家」と答えた。「中国は超大国」は6%、「弱小国」は8%だった。

他国との比較では、「米国を追い抜くまで20年以上かかる」が44%、「ロシアに並んだ、追い抜いた」は70%近くに上った。一方、日本については5割近くが「並んだ、追い抜いた」と回答したが、「まだかなわない」も45%に達した。

中国人の素養については、51%が「先進国との差は大きい」と回答、「全く変わらない」は5%にとどまった。中国の国際社会における発言権が「強まっている」は76%に上り、中国文化の名刺代わりは「中国語」と「孔子」との回答が最も多かった。

また、3分の2近くが「中国は世界の強国から軍事的な威嚇を受けることが多い」と回答。4分の3以上が「中国の軍事力は強国に侵略されないだけの力がある」と答えた。台湾問題については、55%が「20年以内に統一が実現する」とし、28%が「20年以上はかかる」と答えた。(翻訳・編集/NN)

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