アスリートの年齢詐称撲滅へ=ユース五輪参加選手全員の骨年齢検査を実施―中国

Record China    2010年7月31日(土) 17時47分

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29日、BBC放送は記事「アスリートの年齢詐称、『絶対に容認しない』と中国が約束」を掲載した。来月開催されるユースオリンピックの中国代表団が結成されたが、全選手の骨年齢検査を実施したという。写真は今年7月、全国少年体操選手権福州予選。

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2010年7月29日、BBC放送中国語サイトは「アスリートの年齢詐称、『絶対に容認しない』と中国が約束」と題した記事を掲載した。

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今年2月、国際体操連盟(FIG)はシドニー五輪の女子団体総合銅メダリストである中国の董芳霄(ドン・ファンシャオ)が年齢を詐称し、規定の16歳に達していなかったと発表。4月、国際オリンピック委員会(IOC)は中国のメダルを剥奪した。同じくシドニー五輪に参加した楊雲(ヤン・ユン、団体総合銅メダル、段違い平行棒銅メダル)氏については証拠不十分として警告にとどめられたほか、北京五輪金メダリストの何可欣(ホー・カーシン)選手についても疑惑があると海外メディアは報じた。

8月14日からシンガポールで第1回夏季ユースオリンピックが開催される。今月28日、北京市で中国選手団結団式が行われた。団長を務める中国体育総局の蔡振華(ツァイ・ジェンホア)副局長は、「各ユースオリンピック参加者の年齢を詳細にチェックした。年齢詐称問題はないと確信している。我々は中国代表団をクリーンにしなければならない。それは選手各人の利益でもあり、また五輪のフェアネス精神をも体現している」と発言した。

蔡副局長によると、中国代表の選手70人にはX線による骨年齢検査が実施されたという。ユースオリンピックの参加資格は14〜18歳までとの年齢制限がある。(翻訳・編集/KT)

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