韓国軍がうそ?亡命した北朝鮮兵が驚きの事実を告白=韓国ネットから大ブーイング「隠れるので必死だったのだろう」「なぜ国民をだます?」

Record China    2018年1月11日(木) 17時50分

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10日、昨年6月に北朝鮮兵一人が韓国に亡命し、当初韓国軍が「安全に南に誘導した」と説明していたが、韓国メディアの取材により異なる事実が明らかになった。写真は南北境界の板門店。

2018年1月10日、昨年6月に北朝鮮兵1人が韓国に亡命し、当初韓国軍は「安全に南(韓国)に誘導した」と説明していたが、韓国・SBSの取材により異なる事実が明らかになった。実際は北朝鮮兵が最前方警戒所(GP)を結ぶ鉄柵を越えるまで、韓国軍からは何の対応もなかったという。

昨年6月13日の午後4時40分ごろ、南北軍事境界線に近い江原道(カンウォンド)鉄原(チョルウォン)の北朝鮮軍GPに配属されていた北朝鮮兵A氏は亡命目的で北朝鮮側の鉄柵を越えた。当時A氏は上司に「まき割りをしてくる」と報告し、のこぎりを持って2キロ南にあるGPに向かったそうだ。その後、1時間以上かけてほふく前進で山を越えて軍事境界線前まで行き、境界線を越える直線に亡命の意思を伝えるべく韓国軍GPに向かって手を振ったとのこと。

しかし5分間手を振っても何の反応もなかった。「このまま待ってはいられない」と軍事境界線を越えたA氏はその後も手を振りながらGPとGP間を結ぶ鉄柵に到着、ここでも亡命意思を明らかにすべく「大声を出してのこぎりで鉄柵をたたいたりした」と証言する。

再び鉄柵に沿って歩き出したA氏は、道の行き止まりで人1人がやっと通れるほどの大きさの鉄柵の門を発見したという。ゆるめに施錠されていたこともあり、足で蹴ったところ上方に傾いたため、A氏はその隙間から入り込むことができたそうだ。その後、GPから100メートルほど離れた場所で武装した韓国軍に遭遇したとのこと。

これに対し、韓国国防部は「鉄柵を越えた後、GPの300メートルほど前方で肉眼と監視カメラによりA氏を発見し、安全に亡命を誘導した」としている。

韓国では成人男性に兵役の義務があることもあり、男性ユーザーを中心に3000件以上ものコメントが寄せられている。中でも韓国軍に対し「結局(韓国軍の説明は)うそだったってことか」「監視役の兵士が寝ていたのだろう。この調子だと、集団亡命が起きたら『戦争が勃発した』と勘違いしそう」「どうせ(びびって)隠れるので必死だったのだろう」など非難の声が集中している。

韓国政府に対しても「さすが親北左派政府。これが国と言える?」「それもこれも文在寅(ムン・ジェイン)大統領のせい」「なんで政府はそんなに国民をだますの?」「ジェインさん、このままだと歴史的なジェイン(=罪人)になりますよ」と辛口コメントが目立つ。

その他、軍隊経験者だというあるユーザーからは「一般的に兵士は小隊長や中隊長が来るのに備えて配置され、警戒している。だから当然、北朝鮮方向ではなく南側に歩哨を置いている」という衝撃の内容も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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