第二の日本人?欧州を目指す中国人観光客、最大の目的は“買い物”―独メディア

Record China    2010年7月29日(木) 15時11分

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26日、ドイツの国際放送局ドイチェ・ヴェレのウェブサイトは、欧州への中国人観光客について「驚くばかりの買い物ぶり」と報じた。写真はパリのデパート。

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2010年7月26日、ドイツの国際放送局ドイチェ・ヴェレのウェブサイトは、欧州への中国人観光客について「驚くばかりの買い物ぶり」と報じた。今年に入って中国では欧州旅行が人気となっており、観光のほか、買い物が欧州旅行の大きな目的の1つとなっている。27日付で環球網が伝えた。

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1980年代には多くの日本人が観光で欧州を訪れたが、それと同じように現在は中国人観光客の姿が目立つようになっていると記事は指摘。為替レートの変動や観光客の増加に伴い、渡航費用は当初の2〜3万元(約26万〜39万円)から1万6000元(約20万8000円)程度にまで下がり、ビザの発給率も上がったことで、それまで定番だったシンガポール・マレーシア・タイ3か国への中国人観光客が激減しているほどだ。

欧州での中国人観光客の購買力は現地関連業界も驚くほどで、旅行会社や免税店、ブランドショップ、百貨店など多くの店に中国人観光客が訪れ多額の買い物をしていく。ある免税店の店員は、中国人観光客は3000ユーロ(約34万円)もする腕時計をいくつも買っていくと話す。中には店員のほとんどを中国人に換えてしまった店もあるという。

しかし、中国人観光客も次第に落ち着きを見せつつある。以前は何か国も足早に駆け回るようなツアーが多かったが、現在は3か国程度を時間をかけて観光するというスタイルが主流となっているという。(翻訳・編集/岡田)

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