ヌー族(怒族)

配信日時:2006年5月7日(日) 23時54分
ヌー族(怒族)
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◆人口/人口は2万8759人。

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◆地域/主に雲南省の碧江、福貢、貢山に居住しており、近くの蘭平、維西にもヌー族が集中して居住している地区がある。

◆言語/ヌー語を使い、この言葉は漢・チベット語系、チベット・ミャンマー語族に属し、語派はまだ確認されていない。各地によって方言が大きく異なり、その結果お互いに交流することができないほどである。自民族の文字がなく、ほとんどの場合は漢語が使われている。

◆宗教/ヌー族の人はかつては万物に霊魂があるとする原始宗教を信仰していたが、一部の人たちはラマ教あるいはカトリック、キリスト教を信仰している。

◆歴史・文化/ヌー族は怒江、瀾滄江の両岸一帯で生活をする、長い歴史をもつ民族の一つである。2種類に分かれ、福貢、貢山に居住するものは、その地域の一番早かった土着民で、自分たちで「阿怒」「阿竜」と称している。また、碧江、瀘水に居住しているのは、麗江、剣川の東から移住して来たもので、自分たちのことを「怒蘇」と称し、涼山のイ族と深い繋がりがある。◇長年、付き合っている中で、この二種類の人たちは互いに融合しあい、次第に怒江地区における一つの民族が形成されるに至った。◇滔滔と流れる怒江は、以前はヌー族と外部とのつながりを遮断していた。川を渡る際には危険を冒して、ロープと丸木舟に頼る以外なかったため、経済の発展が遅れ、アンバランスの状態にあった。20世紀半ばになっても、一部地区のヌー族の人たちは、依然として原始共同体の残存を保ちつづけていた。◇ここ数十年来、数本の大鉄橋が滔滔と流れる怒江に架設され、現代化した道路が山と川に閉じ込められていた怒江地区の扉を開き、ヌー族の人たちは豊かで、安定した生活を送れるようになった。
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