<中華経済>点かない高速道路灯、地元政府は「節電」と強弁―河南省

Record China    2010年7月26日(月) 16時40分

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22日、河南省の鄭少高速道路は、開通から7年間、設置された街路灯1000本が一度も点灯されず、税金の無駄遣いと指摘されている。管理者の鄭州市交通局は「国の省エネ、排出削減の呼び掛けに応えたもの」と説明している。

2010年7月22日、河南省の鄭少高速道路は、開通から7年間、設置された街路灯1000本が一度も点灯されず、税金の無駄遣いと指摘されている。管理者の鄭州市交通局は「国の省エネ、排出削減の呼び掛けに応えたもの」と説明している。大河網が伝えた。

道路は2003年12月に完成したが、設置に600万元掛けたとみられる街路灯は、これまで点けられたことがない。ホームページの電子掲示板では、地元のネットユーザーから「高速道路の料金には、街路灯の費用も含まれている。点灯しないなら、消費者の権利を侵害している」との声が挙がっている。

河南省高速道路発展有限公司の関係者によると、省内の大部分の高速道路は、建設コストの問題から、街路灯が設置されていない。また、国が定めた高速道路料金徴収基準には、街路灯分は含まれておらず、点灯しても費用を回収できないという。(翻訳・編集/東亜通信)

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