中国大使、映画「暖春」を北朝鮮文化省に贈呈、劇場公開へ

Record China    2006年12月13日(水) 12時26分

拡大

貧しい孤児が努力をして幸せな家庭を築くというストーリーの映画「暖春」が、在北朝鮮中国大使によって北朝鮮文化省に贈られた。いずれ北朝鮮で劇場公開される予定だ。

(1 / 3 枚)

2006年12月12日、在北朝鮮中国大使の劉暁明(リウシャオミン)氏は、ピョンヤン市人民文化宮で中国映画「暖春」のフィルムを北朝鮮文化省に渡した。話によると、この映画は今年9月に開催されたピョンヤン映画祭で好評を博したという。この映画は近いうちに北朝鮮の最高指導者金正日(キムジョンイル)に呈上され、北朝鮮で劇場公開される予定だ。

その他の写真

劉暁明大使は、「今回映画を贈呈することは両国の古くからの友情の証であり、中朝両国の文化芸術の領域における交流と協力が、一層深まることを望む」と式典でコメントした。北朝鮮文化省副大臣の趙燦久氏は、中国がこの映画を贈呈したことに対する感謝の意を表わした。彼はこの映画には中国人民の優しさが存分に描かれており、きっと北朝鮮の観客たちに受け入れられると信じている。

「暖春」は中国の山西(さんせい)電影制片場が2003年に制作した映画で、投資金額はたったの200万元(約3000万円)であった。農村で生まれた1人の孤児が、自分の努力で幸せな家庭を築き上げるという、感動的なストーリーだ。この映画は中国の農村部では人気が高いものの、都市部で劇場公開されたときに関心が低かった。そのためゴールデンタイムでの上映はできなかったという。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携