事故の1年前に警告?漏出、爆発の危険指摘―遼寧省大連市

Record China    2010年7月22日(木) 14時20分

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21日、遼寧省大連市の大連新港で石油会社のパイプラインが爆発炎上し、原油が海に流出した事故で、20日付中国紙・毎日経済新聞は、関係機関が1年前にまとめた「環境影響報告書」が、爆発事故の可能性を警告していたと伝えた。写真は事故現場。

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2010年7月21日、遼寧省大連市の大連新港で石油会社のパイプラインが爆発炎上し、原油が海に流出した事故で、20日付中国紙・毎日経済新聞は、関係機関が1年前にまとめた「環境影響報告書」が、爆発事故の可能性を警告していたと伝えた。

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報告書は、事故が起きた大連中石油国際儲運公司の保税タンクについて「一定の安全対策が行われたが、火災・爆発の危険はなお高い」と指摘していた。

報告書によると、この保税タンクは、原油の貯蔵・運搬の際に漏出する可能性があり、火災や爆発の恐れがあった。特に原油ポンプ室は機器が集中し、操作も煩雑なため漏出が起きやすいが、通風が悪く電気設備が防災基準に合わないため、爆発の可能性があったという。(翻訳・編集/東亜通信)

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