2010年7月19日、北京市水務局は洗車業の統一基準を2010年内に発表する方針を明らかにした。地元紙が伝えた。

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同局責任者によれば、同市には合法の洗車店が約1300カ所あるが、営業許可を得ずにヤミ営業している店舗はこの数を超えるほどあるという。特に河川の水を勝手に使用したり、水道を無断で設置する行為が問題になっている。

同市の自動車保有台数は約423万台、洗車に使用する水の量は年間155万立方メートルに達しており、水不足への影響が問題化している。同市は7月に入り洗車店の場所や、経営状況を把握するための一斉調査を展開し、これまでに360店を検査。不合格となった97店に改善を要求した。この検査結果を基に業界基準を定める計画で、居住区の規模に基づいた洗車店の設置数上限や、洗車店で同時に洗車できる台数などに規定を設ける方針という。（翻訳・編集/東亜通信）