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ユーラシア横断高速鉄道は実現不可能=中国を阻む四つの難題―中国紙

配信日時:2010年7月20日(火) 9時0分
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15日、中国経済網は記事「中国のユーラシア横断高速鉄道構想実現を阻む四つの困難」を掲載した。鉄道建設のメリットは明らかだが、実現には多くの難関が待ち構えている。写真は上海駅を出発する中国版新幹線「調和号」。
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2010年7月15日、中国経済網は記事「中国のユーラシア横断高速鉄道構想実現を阻む四つの困難」を掲載した。以下はその抄訳。

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14日、アジア時報は中国が建設を目指すユーラシア横断高速鉄道に関する記事を掲載した。中央アジアには中国が必要とする鉱山資源とエネルギーがあり、中央アジア及び東アジア市場の開拓は中国経済に大きなビジネスチャンスをもたらす。しかしそれでもユーラシア横断高速鉄道の実現は困難であり、欧州市場への輸出と中東からの原油輸入は、相当長期にわたり現行の回路に依存することになると分析している。

実現を困難にしているのは四つの難題だという。第一に巨額の資金を集める方法がないこと。建設費は天文学的数字となり、中国一国ではとても負担できないという。沿線の諸国が資金提供に同意しても、建設費は十分ではない。

第二に運営の問題。十数カ国を貫く鉄道をどのように運営するかはきわめて難しい問題だ。第三に技術面の課題。広大なユーラシア大陸では地質的条件はきわめて複雑で、高山も河川も横断する必要がある。そして最後に他国の妨害。中央アジアは歴史的に旧ソ連の勢力圏であり、現在でもロシアに多くの戦略的・経済的利益をもたらしている。中国の中央アジア進出をロシアが歓迎するかについては、未知数と言えるだろう。(翻訳・編集/KT)

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