<中国食品>タイ領事館官員が暴露=タイ香り米の9割がニセモノ―中国紙

Record China    2010年7月19日(月) 21時9分

拡大

17日、信息時報は記事「タイ領事館官員談:中国で小売りされているタイ香り米の9割がニセモノ」を掲載した。中国産の米に香料を添加する悪質な手法も横行しているという。写真は中国のスーパーで販売されているタイ香り米。

(1 / 3 枚)

2010年7月17日、信息時報は記事「タイ領事館官員談:中国で小売りされているタイ香り米の9割がニセモノ」を掲載した。

その他の写真

先日、市場に流通している中国のブランド米・五常香米は、そのほとんどがニセモノであることが発覚、話題となった。ノンブランドの米に香料を添加して生産されていたという。そしてこのたび、タイ・広州総領事館官員は「中国で小売りされているタイ香り米の9割がニセモノ」だと明かした。

タイ香り米は国際的な商標であり、タイ産のみが使用を許される。しかし現在の中国市場では外観がよく似ている江西省の「923米」がタイ香り米のニセモノとして流通しているという。単に名前を変えただけのものもあるが、悪質な場合には香料を添加して、香り米独特のにおいをつけている。

品質のいい「923米」でも売値はキロ48円前後と安かったが、ニセのタイ香り米原料として使われるようになってからキロ97円程度にまで値上がりした。中国市場でのタイ香り米販売価格は1キロ128円前後で、ニセ米の販売は十分な利益が見込めるという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携