酒の席は中国そのもの、暗黙のルールをわきまえて上手く立ち回れ―中国誌

Record China    2010年7月17日(土) 22時47分

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15日、中国誌は「酒の席は中国そのもの、暗黙のルールをわきまえて上手く立ち回るべき」と題した記事を掲載した。写真は山東省にあるレストラン。「飲酒運転は止めよう」と書かれた札がテーブルに置かれている。

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2010年7月15日、中国誌・新週刊は「酒の席は中国そのもの、暗黙のルールをわきまえて上手く立ち回るべき」と題した記事を掲載した。

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記事は、中国では「酒は文化であり、礼儀であり、歴史であり、風習でもある」と、その重要性を強調する。酒の席は中国人にとって心の交流の場でもあり、様々なストレスを解消する場でもある。とにかく、何かと理由をつけては酒席を設け、酒を飲みたがるのが中国人だ。酒を酌み交わさなければ何も始まらない、と言わんばかりに。だが、そこには様々な暗黙のルールがある。中国の文豪・魯迅は旧社会の「吃人」(人を食い物にする)の風習を嘆いていたが、現代の人間関係も互いに「利用し、利用される」ことが大前提。上司にゴマをすりたければ「白酒(パイチュウ)」、取引先から大口契約を引き出したければ「高価な洋酒」が欠かせない。こうした席を利用してのし上がっていった企業家も数多い。

中国人との酒の席を怖がる外国人も多いが、記事は「それほど気にしなくて大丈夫だ」と訴える。中国語が話せなくても、中国文化が分からなくても、酒があまり飲めなくても、とにかく酒の席につくことが大切。互いに楽しく飲むことができれば、まずは合格だ。これが数千年来ほとんど変わらない中国の文化。「さあ!とにかく飲んで」と記事は締めくくった。(翻訳・編集/NN)

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