<中華経済>四川−上海間に超高圧直流送電線、電力不足解消へ―中国

Record China    2010年7月13日(火) 4時53分

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12日、中国国家電網公司(SGCC)はこのほど四川省の向家ダム水力発電所と上海市を結ぶ超高圧直流送電線(UHDVC)が完成したと発表した。

2010年7月12日、中国国家電網公司(SGCC)はこのほど四川省の向家ダム水力発電所と上海市を結ぶ超高圧直流送電線(UHDVC)が完成したと発表した。既に稼動を始めている模様で、東部沿岸地域の電力不足解決に期待が寄せられている。中国の各メディアが伝えた。

このたび完成したUHDVCは中国が独自に研究開発・建設したもので、架設距離は1907キロ、建設費用は232.74億元に上る。電圧は約800キロボルト(kV)で、上海市の電力消費量の3分の1程度にあたる6400メガワット(MW)の電力を供給する見通しだ。

同社の舒印彪副総経理は「エネルギー革命とも言える大きな成果だ。中国は高圧電力設備の研究開発で世界トップクラスの実力を備えている」と述べた。(翻訳・編集/東亜通信)

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