自動車の購入意欲が低下、前年比2割減―中国

Record China    2010年7月12日(月) 7時13分

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8日、中国の消費者の自動車購入意欲が低下していることが分かった。写真は広東省仏山市。

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2010年7月8日、新華網によると、米市場調査会社ニールセン・カンパニーが7日に発表した2010年の中国における自動車ユーザーの消費動向調査結果から、中国の消費者の自動車購入意欲が低下していることがわかった。

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調査によれば、自動車購入の目的は、生活をより豊かなものにするためと答えた人が最も多く65%を占め、09年よりも5ポイント増。自動車購入の予算は12万〜30万元(約156万〜390万円)で現金一括払いとする人が多いが、予算8万〜12万元(約104万〜156万円)で銀行のローン利用を求める人の割合も高く、前年よりも多い40%を占めている。

しかし、1年以内に自動車を購入する意志を持つ人はわずか32%で、09年と比べて21ポイントも減少している。政府の景気刺激策の効果がやや薄れてきたことや、不動産価格の高騰から自動車の購入について理性的な考え方をする人が増えたためだと報告書は指摘している。

自動車の購入を控える動きが出てきた一方で、消費者の国産車への関心も高まっている。自動車の購入を考えている人の48%が国産車を購入対象に入れており、前年と比べて17ポイント増えている。最も人気の高いブランドはドイツ車だが、2位は中国車で、アメリカ車や日本車を上回る魅力を持った存在になりつつあるという。(翻訳・編集/岡田)

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